1979年2月1日木曜日

国産よもぎ蒸しパン 北海道産小豆

タカキベーカリー 国産よもぎ蒸しパン 北海道産小豆 袋1個

パンコーナーよりも和菓子コーナーが似合いそうな生地。 菓子パンじゃなく和生菓子。 強く残る印象は、ふわっとした空気感じゃなくしっとりした生地感。 気泡で膨らんだスポンジじゃなく、生地に水分を含ませたまま蒸し上げた感じが伝わって来る。 気泡と言うより大小まばらな空洞が入った生地は咀嚼感少なめ。 口腔ですりつけるだけで飲み込むにはちとツラく、湿ったやわらかな生地を噛む作業は必要。 噛んでもパンらしいグルテン粘度を感じさせず、粘着無し。開封時、薄紙からすでに剥がれ気味の見た目通り。 元から湿った水分を含んだ生地なので吸水感も無い。 香りのよもぎが濃く、あんと合わさって、ますます和菓子コーナーに並びそうなよもぎ饅頭感。 餡も生地同様に湿ってやわらかく水分たっぷり。練り餡ではない。粒感は皮と半分砕けたくらいの食感。 和生菓子感の原因を探るべく原材料欄を比較。 他の蒸しパンが小麦粉や砂糖から始まっていたので、その辺りかと見当付けしていたのに…。 最も対照的な食感の「たまご蒸しパン2個入り」と似ていて驚き。 筆頭から全卵、小麦粉、砂糖、植物油脂、ここまで同じ。 「たまご蒸しパン」が均質高密度ふわっとスポンジ系に対して、コチラはランダムしっとり湿った蒸し饅頭系。 雰囲気も、たまご蒸しパンが「子どものおやつ」ならコチラは「大人のお茶請け」なのになぁ。 和菓子のお饅頭は緑茶と合いそうな甘さとキュッと絞られた水分感だけど、 コレは甘いながらも、水ようかんぽく滴るような水分感の小豆あんと湿った生地が 後口さらりとさせてくれて、重さの無い和生菓子のようで美味しかったです。 138円税込み 2018.01

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