2008年1月1日火曜日

ライ麦&りんごロール

タカキベーカリー ライ麦&りんごロール 6個

玄米&もち麦ロールの3食感ふわとろもちが大好きで、同じく「ロール」の名を持つコレが気になって購入。 →全く別生地。コレは味・風味・食感すべてがTHEロールパン。 生: 歯切れはボソッともげる感じ。ふんわりと立ち上がるバネ感は無い。 噛まれても潰れないので、気泡の中にライ麦・ほぼ同サイズの蜜漬けりんご両方ハッキリ見える。 トースト: 皮はロールパンらしく乾燥する程度。響きのある硬さは生まれない。 ふわふわでぷちぷち。 気泡の空気が温まって膨らんだ生地はやわらかさを取り戻し、ライ麦の粒感が際立つ。 りんごの香りが優しくほわっと香って、食後も甘さがほんのり残る。 生・焼き共通: 唾液吸水されたむぐむぐ感無し。喉詰まりも無しの小麦粉粘土食感。とても口どけが良い。 ライ麦の食感は、アイスの中でカラメリゼされていないアーモンドダイスが湿った感じ。 ライ麦粉は入っていない。マーガリンやバターでなくショートニング。 砂糖・全卵・パン酵母・脱脂粉乳・ホエイパウダー配合のロールパンらしい素直な味・風味。 ライ麦の香りが素朴で、りんごの優しい甘さと一緒になって、健康的なおやつといった印象のパンでした。 198円+税 2018.01

2000年7月1日土曜日

豆パン(マーガリンサンド)

タカキベーカリー 豆パン(マーガリンサンド) 1個

スライスで上下分離後、マーガリンに注意しながらトースト。 生の時のボソッとした乾燥が進むかと思いきや逆で、熱気で湿ってふんわりしっとり。 溶けたマーガリンを上下分離させたスライスに染み込ませながら食べると美味しかった。 金時豆の粒が大きい。ふやけておらず、やや硬さを残してある。甘さは普通の甘納豆並み。 トーストでとろっとやわらかくなる。温まっても甘ったるさは感じなかった。 マーガリンはやわらかく、マーガリン入りのロールパン並み。味も香りも似て、塩気控えめのクリーミーな感じ。 生だと、豆・マーガリン・パン生地みんなバラバラでハーモニーが無かった。 金時豆の硬さなのか、パン生地が厚すぎるのか、マーガリンが少ないのか、一緒に食べても一体感が無かった。 パン生地は「レーズンスティック(シュガーマーガリン)」の生地に似た淡白さとボソッとした乾燥具合を感じる。 違うのは厚みから来る弾力。特に分厚い下側は目が詰まって圧縮された感じ。 この密度のせいか、豆やマーガリンはパンにくっ付いてるだけで、なじみにくい。 リピするならトーストでボリュームダウンさせて食べます。 128円+税 2018.01

2000年6月1日木曜日

マフィン 雑穀入り

タカキベーカリー 雑穀入りマフィン 袋2個

「そのままでしっとり」の表記に「生でイケるの?!」とワクワクドキドキ食べてみた。 →水分少なめ粘着弱めのニトニト生小麦粉感が、茹でる前のうどん生地を食べてる気分にさせてくれました…。 塩加減は丁度良いです。 ライスグリッツ(お米の粒)、もち米粉、もち麦、小豆、黒米、大豆、ごま、もちあわ、もちきび… 雑穀たちは冬眠中。トーストで生まれる雑穀米や赤飯の香りが無く、小麦粉感マシマシ 雑穀の食感のうちホクホクした豆感が味わえるのが生の良さかな。トーストでは他の食感が勝ってしまうので。 「トーストしてもっちり」には賛成。 もっちり加減は「玄米入りマフィン」ほど「餅」じゃない。 復元力はポンデケージョに近いけど、見た目や舌触りはゴム状ではなく食パンの様なパン繊維。 噛み切った力で潰れた断面が、パンらしい自力反発でふんわり立ち上がり、気泡を見せる。 ベーグルの様にくるっと生地がまとまる感じは無い。感じるのは凝固した塊の弾力でなく、 何枚も重なったバスタオルが押されて戻る様な、パン繊維の回復力。 ポンデケージョと食パンをミックスしたような新種のもっちり感。 トーストで焼かれた表面は中華のお焦げ、噛んでバリガリ。 ライスグリッツはコーングリッツと違ってプチプチと小さな球を噛むようなかわいい感じでなく、 ガリとかバリっとした音で、平べったい破片を割る様な荒く雑い印象。 バリガリともっちり、食感はどちらが勝つということも無く、 雑穀の粒粒感は私はあまり感じず、ベーグルの様な強固な引きや弾力も無いので、 見た目の奇抜さや新食感のわりに親しみやすく、食べやすい食感でした。 味は塩気が効いていて、 小豆の風味を強く感じるときは赤飯を、全部が一様に感じられるときは雑穀米を連想しました。 ただ、上記の通り食感にはパンらしさも感じられるので、 タカキレシピの「あわせ味噌のお味噌汁・ひじき煮」の献立は私的には無しです。 生とトーストで差が大きいように焼き加減で風味と食感がすごく変わる。毎回新しい味に出会えそうです。 138円+税 2018.01

1980年10月1日水曜日

サンド用ハーフ食パン 

タカキベーカリー サンド用ハーフ食パン 6枚入り

サンドイッチはもちろん、ホットサンドも作りやすい。 トーストするとあっという間にカスカス・ボリボリに乾燥する。ラスクが簡単にできる。 「サンド用ライ麦トースト」よりも密度があって扱いやすい。 その分しっとりした生地が団子化しやすく、ボリューム感はあるけどライ麦の方が好み。 耳の食感は固まった感じが無く、 耳と身との境目にも寄せ集まった硬さが無く、 味も「朝の食パン」や「ミルクブレッド」ほど甘さも無く、 シンプルにサンドイッチ用。 ライ麦と半々にして彩りと食感の差を楽しむのもアリかな。 100円+税 2018.01

1979年2月1日木曜日

国産よもぎ蒸しパン 北海道産小豆

タカキベーカリー 国産よもぎ蒸しパン 北海道産小豆 袋1個

パンコーナーよりも和菓子コーナーが似合いそうな生地。 菓子パンじゃなく和生菓子。 強く残る印象は、ふわっとした空気感じゃなくしっとりした生地感。 気泡で膨らんだスポンジじゃなく、生地に水分を含ませたまま蒸し上げた感じが伝わって来る。 気泡と言うより大小まばらな空洞が入った生地は咀嚼感少なめ。 口腔ですりつけるだけで飲み込むにはちとツラく、湿ったやわらかな生地を噛む作業は必要。 噛んでもパンらしいグルテン粘度を感じさせず、粘着無し。開封時、薄紙からすでに剥がれ気味の見た目通り。 元から湿った水分を含んだ生地なので吸水感も無い。 香りのよもぎが濃く、あんと合わさって、ますます和菓子コーナーに並びそうなよもぎ饅頭感。 餡も生地同様に湿ってやわらかく水分たっぷり。練り餡ではない。粒感は皮と半分砕けたくらいの食感。 和生菓子感の原因を探るべく原材料欄を比較。 他の蒸しパンが小麦粉や砂糖から始まっていたので、その辺りかと見当付けしていたのに…。 最も対照的な食感の「たまご蒸しパン2個入り」と似ていて驚き。 筆頭から全卵、小麦粉、砂糖、植物油脂、ここまで同じ。 「たまご蒸しパン」が均質高密度ふわっとスポンジ系に対して、コチラはランダムしっとり湿った蒸し饅頭系。 雰囲気も、たまご蒸しパンが「子どものおやつ」ならコチラは「大人のお茶請け」なのになぁ。 和菓子のお饅頭は緑茶と合いそうな甘さとキュッと絞られた水分感だけど、 コレは甘いながらも、水ようかんぽく滴るような水分感の小豆あんと湿った生地が 後口さらりとさせてくれて、重さの無い和生菓子のようで美味しかったです。 138円税込み 2018.01

1977年9月1日木曜日

くるみあんぱん

タカキベーカリー くるみあんぱん 1個

粒あんの甘さも量も控えめなので、くるみのコクと香りがちゃんと分かる、素朴なあんぱん。 北海道十勝産の小豆を使った粒あんは湿度・糖度・硬度すべてが標準的。 「国産よもぎ蒸しパン」ほどみずみずしくはなく、逆に練り餡でもない。 「北のあんぱん」よりサラッとして後に甘さが残らない。 粒も噛み砕く硬さは無く、おなじみの粒あん。 生地はふんわり&モソモソ。粘着や泥化は無し。 「くるみロール」に卵黄をプラスして硬さを持たせた感じ。 原材料欄を見比べると、ショートニング→マーガリン、ホエイパウダー→脱脂粉乳etc…結構違いました。 風味も濃くどっしりした食べ応えに。 同じ平焼きでも側面が白パン食感の「平焼きつぶあんぱん」とは対照的で、 円盤型にカッチリ成形された側面が、厚く引き締まった食感。 高さのある円盤なので側面の生地量が多く、 それを噛むために勢いづいたままの歯が中の空洞でスカる感じ。 空洞のため、平焼きらしさ(ギュッと凝縮された甘みや旨味、餡と生地の一体感)は薄い。 「くるみロール」で感じたチーズ臭は無かったし、くるみ+あんは2大好物。 ただ残念ながら円盤の食感が趣味じゃなかった。 キャストファンでも演出違いで円盤買うほど惚れこめず。 125円+税 2018.01

くるみロール

タカキベーカリー くるみロール 袋6個

「レーズンくるみロール」とどちらを買うか迷ったら…。 単純にレーズンが欲しいか否かで決めて良し。 生地はほぼ同じ配合。アチラはレーズンの分、砂糖控えめだけど、実感できるほど絶対味覚を持ち合わせず。 タカキさん的にどちらかがしっとり、ふんわりという意図なし。 感覚的には、コチラはレーズンの無い分くるみ増量でなく生地が多い印象で、食卓パンらしさが強い。 生地感:「くるみスティッククリーム」+卵=ふんわり。引き換えに、強い引きと弾力を失う。 ブリオッシュでも思うのですが、卵って諸刃の剣?! 卵入りの生地はふんわり立ち上がって、見栄えと噛み心地は良いのですが、 ボソッとした味気ない歯切れやモソモソ口の中で生地ポジとるのに困ることが多い印象。 コレも例に漏れず。生だとぼそっと引き無し、モサつきが気になる。 ただ口どけは良く、サラサラ溶けてく。水となじんでもねっちゃり粘着発生せず。 トーストするとふんわり、もっちり。 逆に口どけが減速する。湿り気を増した生地が噛むとペチャンコになって、もっちゃりした集合体が口に居残る。 蛇足: 「くるみスティッククリーム」の生地が大好きで、クリーム無し版期待でしたが、 引きや弾力といった生地感の違い以外に感じる決定的な差が、チーズっぽさです。 原材料欄を見ても原因特定できず、根拠のない感覚的なもので、味覚誤作動と流そうとするのですが、 6つ全て食べても、生地にチーズが混ぜ込んであるような酸味や風味が噛めば噛むほど広がるのが気になります。 私のトンデモセンサーは何に反応してるのかなぁ。 198円+税 2018.01