1971年4月1日木曜日

ITSUTSUBOSHI(五つ星) デニッシュサンライズ 

タカキベーカリー ITSUTSUBOSHI(五つ星) デニッシュサンライズ 1個

商品説明は「デニッシュに甘い生地を被せて、グラニュー糖などをトッピングして香ばしく焼き上げました。一般的なサンライズとはひと味違うおいしさが楽しめます」。 デニッシュはしっとりふんわり。ミルフィーユの様なサクサクではない。 断面から見える生地層は、パイみたく平行に走らず、クロワッサンの様な流れがある。 良かったのは層1枚1枚が薄く、間に空気を挟んで膨らんでいるので咀嚼感が無く、スイーツの軽さだったこと。 「スイートデニッシュブレッド」の様な各層に厚みがあり、くっ付きあうような重たいしっとり感ではない。 より低密度で、もぐもぐ噛まされるパンぽさが薄く、油脂感も薄いので後口サッパリしている。 デニッシュを覆う生地も一般的なメロン皮より軽い食感。 波打つ見た目と呼応して、しっとりソフトな食感とマカロンやダックワーズに似た、軽い砂糖菓子のサクサク感。 似ているのは食感だけ。甘さはおとなしめなので単体で食べても甘すぎず、むしろ素朴さを感じました。 香りが苦手。 商品説明に「一般的なサンライズとはひと味違うおいしさ」とあるが、ひと味でなく“ひとクセ”ある。 デニッシュのバニラの香りが私には大人すぎた。 もわっとコクがあるような、甘いのに薬臭いような、歯医者帰りの口のような、麻酔マスクをした時の香り。 鼻につくと言うより口で広がる、実体の無いスモークのような存在感。 シナモンやレモンのように常駐せず、油断したスキをついてほわっと香る。 食感が好みだったので7リピしたけど、残念ながら気のせいじゃなかった。 デニッシュ無しで「肉無し青椒肉絲」と洒落込んで、しかるのち、各個撃破と7戦したくらい美味しかったです。 今はオリジナル?!「サンライズ3個入り」を探しています(←めげてない)。 128円+税 2018.01

ITSUTSUBOSHI(五つ星) うずまきチョコ 

タカキベーカリー ITSUTSUBOSHI(五つ星) うずまきチョコ 1個

見た目は洋菓子、食べて菓子パン。 商品説明は「チョコを折り込んだ生地を焼き上げ、チョコホイップをサンドしてチョコをかけて仕上げました。(中略)仕上げのチョコのビターで濃い甘みもおいしさのポイントです」。 デニッシュぽいリッチな風味と軽さを想像してたら、 チョコフラワーペースト折り込み生地らしい淡白さと弾力。 折り込みの量はたっぷりでバームクーヘンの様にキレイに細い年輪を刻んでいるけど風味はパン。 白生地とチョコフラワーペーストの組合せには生っぽさを感じる人なので、 表面のあめ色の芳ばしさが弱かったのは、ホント残念。 水分の飛んだふかふかした口あたりで、周囲は食パンの耳の様なギュッと圧縮された硬さがある。 食感にうずまき具合は反映されず。口どけでなくむぐむぐ噛んで楽しむ感じ。 洋酒が隠し味のクリームは好み。 質感は、生チョコとココアパウダーの、あの粉っぽい様なマットな滑らかさ。 チョコの尽くし攻めにも拘らず、甘ったるさゼロ。 コーティングが1番甘く香りがビター。重い口どけ。 クリームは濃厚な舌触りながら甘さも香りも優しい。 うずまきは甘さも香りも控えめ。 カカオ感と糖度の濃淡が良いバランスで、かじるたびに変化があるので甘さにダレることが無い。 リバーシブルのうずまきがアーティスティック。 チョコクリームが接着剤になって上下分離できないけど中のうずまき具合も必見物。チラ見推奨。 アート作品として愛でる「デコレーション菓子パン」かな。 138円税込み 2018.01