1971年3月1日月曜日

石窯 ベーグル いちじく 

タカキベーカリー 石窯 ベーグル いちじく 1個

ベーグルだ~‼ 「レーズン&アップル」は保存食、「全粒粉&チーズ」は堅焼きロールパンぽい感じだったけど、 ベーグルらしいむっちりした引き・もっちりした弾力がありました。 ボリュームも小振りな2作に比べたら1個で満足できるサイズ。 トースト: 皮はカリッと「全粒粉&チーズ」に似た焼き上がりながら身から浮かないので、 歯切れは身のもっちり感に引っ張られて、全体としては焼き餅のような、表面カリ、中ねろとろ&もっちり。 しっとりしつつも疎水性が感じられる生地は、水に溶けにくく泥化や粘着が起きない。 くるんと丸まって、皮やいちじくを噛むうちに紛れて消える。 色んな音がする。 コーングリッツといちじくからは音程の違うプチプチが聞こえて、 皮のカリパリサクは焼き立てフランス皮の鳴く音にも似て、噛んでて飽きが来ない。 いちじくの甘さはきつくなくレーズンより控えめに感じました。食事パンにできる。 いちじくのプチプチ感が生地のクッションに包まれて 「フルーツ&ナッツブレッド 袋4枚」で感じた歯への不快感が無いのも良かった。 「全粒粉&チーズ」のようなふんわりロールパンぽさは無く、 「レーズン&アップル」のように「いちじくフルーツバー」にもならず、 むっちっとした、やや力を必要とする引きがあり、量的なバランスは「生地>いちじく」。 もっちりしたベーグル生地の中にドライいちじくの締まった果肉感が適度に混ざるといった印象で、 食事用に買える、弾力・甘さ・量のバランスがとれたベーグルでした。 159円税込み 2018.01

石窯 ベーグル レーズン&アップル 

タカキベーカリー 石窯 ベーグル レーズン&アップル 1個

一般的なベーグルのむっちりもっちり弾力を求めるなら、「石窯いちじく&くるみ」の方が似ている。 印象としてはパンですらなく、ドライで引き締まった生地感は保存食のようでした。 3者(一般的ベーグル・石窯ベーグル2種)比較で言えば、 私の中の一般的ベーグル像は、 「ぱつっと張った皮はもっちりした弾力のある中身と一体感があり、手に取るとパンらしいむっちりした弾力」。 「石窯ベーグル 全粒粉&チーズ」は、食事パン。 「焼かれてバリバリ、中ふっわ~。ベニヤ板状の皮と水分少なめ粘土質のねちっとした生地。堅焼きロールパン」。 で、コレはフルーツバーの様な甘いエネルギー補給食品。 「焼かれてバリサク、中はとろっ。焼き戻して食べる、硬く厚い皮で包まれたドライフルーツ寄せ焼き。保存食」。 生・トースト共通: 一般的なベーグルや「全粒粉&チーズ」が生地を食べるのに対して、 これは厚めの皮で保湿されたラム酒漬けレーズンとりんごシロップ漬けを食べる感覚。 リンゴの甘さが1番強く、続いてレーズン、生地のはちみつ、かな。 コーングリッツはトーストで威力を発揮。生だと香りも食感も特に無し。唇に触れる感覚だけ。 シナモンパウダーの香りはフルーツの裏でほわっと広がる感じ。 生: カツンとした皮にギュッと詰まった生地は、噛み切るのに要パワー。対「全粒粉&チーズ」比3倍。 パンらしいふわっとした膨らみは無く、引きもむっちりでなくぶちっくらいで、強くない。 生地量が少ないので口の中でも、ねっちゃりグルテン粘土を捏ねる時間は無い。 生地自体あまり水になじまず噛み切ったサイズのまま飲み込みそうになる。 トースト: 厚めの皮がバリサク、中は特にりんごがとろっとして噛み切る力は少なく済む。 口どけは生の方が速い。 同じ石窯ベーグルでも「全粒粉&チーズ」とは違う喫食シーンを念頭に作られた印象を受けました。 他社商品にも類似食感品を見つけられないので一食の価値あり。 148円+税 2018.01

石窯 ベーグル 全粒粉&チーズ 

タカキベーカリー 石窯 ベーグル 全粒粉&チーズ 1個

石窯で焼くベーグルの生地感に興味津々で購入。 私のベーグルのイメージは、歯切れむっちり、噛み応えもっちり、餅のような凝固感。 もうそれらを全部忘れて新ジャンル『堅焼きロールパン』として楽しみました。 生・トースト共通: ロールパンの様に生地の流れがあって、パンらしい。 餅状にならず、餅の弾力・伸びじゃなく、食パンをトーストして縦に割いた時の様なパン繊維を楽しむ。 生: 歯切れは引き締まったロールパンを噛む感じ。 やや硬の皮にぐっと歯を立てれば、抵抗感も引きも無く、すんなり中まで歯が入る。 生地に歯が入っていく感覚がロールパンに似て、流れのあるパン繊維を噛み切る体感。 口の中ではパン繊維のままバラバラと、まとまりが無い。 むぐむぐ噛みながら唾液で湿らせると徐々に小麦粉粘土化。 湿っても凝固感はあまり無く口中に散らばる感じ。粘着力もあまり無くもさもさとした質感。 噛み応えに“もっちり感”が無いのは、餅・グルテンどちらの反発力・バネ感も感じられないからかな。 食感がこれだけ気になるのは、新作ベーグルということを差し引いても、味と香りが弱いからかと。 チーズや全粒粉の香り高さや噛んで広がる旨味を感じられなかった。分かる人には分かるのかな。 トースト(1000w3分): 厚めの皮がバリバリに焼ける。 但し、バゲットの凸凹した皮を噛む様な強弱あるバリバリ感でなく、1枚のベニヤ板を割る様なバリバリ感。 ロールパンの様に身離れが良く、指でつまんで剥がしてバリバリ食べられるのは楽しい。 中はふわ~っと膨らんで、ロールパン感増しまし。 しっとりした生地が、厚い皮に噛み潰されてペチャンコになり、小麦粉粘土化する生地変化も似てる。 生よりは粘質だけど、乾燥した皮が多いので、私の唾液量ではねちゃねちゃ溶解する前に飲み込んでしまう。 コーングリッツの粒が小麦粉粘土を捏ねる中に響いて香る。 チーズもそれなりに香る。 リピするなら、あくまでもロールパンの延長上にあると思って買います。 ベーグルのもっちりした弾力など忘れて、トーストして、ふわふわザクバリを楽しみます。 148円+税 2018.01