1977年9月1日木曜日

くるみあんぱん

タカキベーカリー くるみあんぱん 1個

粒あんの甘さも量も控えめなので、くるみのコクと香りがちゃんと分かる、素朴なあんぱん。 北海道十勝産の小豆を使った粒あんは湿度・糖度・硬度すべてが標準的。 「国産よもぎ蒸しパン」ほどみずみずしくはなく、逆に練り餡でもない。 「北のあんぱん」よりサラッとして後に甘さが残らない。 粒も噛み砕く硬さは無く、おなじみの粒あん。 生地はふんわり&モソモソ。粘着や泥化は無し。 「くるみロール」に卵黄をプラスして硬さを持たせた感じ。 原材料欄を見比べると、ショートニング→マーガリン、ホエイパウダー→脱脂粉乳etc…結構違いました。 風味も濃くどっしりした食べ応えに。 同じ平焼きでも側面が白パン食感の「平焼きつぶあんぱん」とは対照的で、 円盤型にカッチリ成形された側面が、厚く引き締まった食感。 高さのある円盤なので側面の生地量が多く、 それを噛むために勢いづいたままの歯が中の空洞でスカる感じ。 空洞のため、平焼きらしさ(ギュッと凝縮された甘みや旨味、餡と生地の一体感)は薄い。 「くるみロール」で感じたチーズ臭は無かったし、くるみ+あんは2大好物。 ただ残念ながら円盤の食感が趣味じゃなかった。 キャストファンでも演出違いで円盤買うほど惚れこめず。 125円+税 2018.01

くるみロール

タカキベーカリー くるみロール 袋6個

「レーズンくるみロール」とどちらを買うか迷ったら…。 単純にレーズンが欲しいか否かで決めて良し。 生地はほぼ同じ配合。アチラはレーズンの分、砂糖控えめだけど、実感できるほど絶対味覚を持ち合わせず。 タカキさん的にどちらかがしっとり、ふんわりという意図なし。 感覚的には、コチラはレーズンの無い分くるみ増量でなく生地が多い印象で、食卓パンらしさが強い。 生地感:「くるみスティッククリーム」+卵=ふんわり。引き換えに、強い引きと弾力を失う。 ブリオッシュでも思うのですが、卵って諸刃の剣?! 卵入りの生地はふんわり立ち上がって、見栄えと噛み心地は良いのですが、 ボソッとした味気ない歯切れやモソモソ口の中で生地ポジとるのに困ることが多い印象。 コレも例に漏れず。生だとぼそっと引き無し、モサつきが気になる。 ただ口どけは良く、サラサラ溶けてく。水となじんでもねっちゃり粘着発生せず。 トーストするとふんわり、もっちり。 逆に口どけが減速する。湿り気を増した生地が噛むとペチャンコになって、もっちゃりした集合体が口に居残る。 蛇足: 「くるみスティッククリーム」の生地が大好きで、クリーム無し版期待でしたが、 引きや弾力といった生地感の違い以外に感じる決定的な差が、チーズっぽさです。 原材料欄を見ても原因特定できず、根拠のない感覚的なもので、味覚誤作動と流そうとするのですが、 6つ全て食べても、生地にチーズが混ぜ込んであるような酸味や風味が噛めば噛むほど広がるのが気になります。 私のトンデモセンサーは何に反応してるのかなぁ。 198円+税 2018.01