2000年7月1日土曜日

豆パン(マーガリンサンド)

タカキベーカリー 豆パン(マーガリンサンド) 1個

スライスで上下分離後、マーガリンに注意しながらトースト。 生の時のボソッとした乾燥が進むかと思いきや逆で、熱気で湿ってふんわりしっとり。 溶けたマーガリンを上下分離させたスライスに染み込ませながら食べると美味しかった。 金時豆の粒が大きい。ふやけておらず、やや硬さを残してある。甘さは普通の甘納豆並み。 トーストでとろっとやわらかくなる。温まっても甘ったるさは感じなかった。 マーガリンはやわらかく、マーガリン入りのロールパン並み。味も香りも似て、塩気控えめのクリーミーな感じ。 生だと、豆・マーガリン・パン生地みんなバラバラでハーモニーが無かった。 金時豆の硬さなのか、パン生地が厚すぎるのか、マーガリンが少ないのか、一緒に食べても一体感が無かった。 パン生地は「レーズンスティック(シュガーマーガリン)」の生地に似た淡白さとボソッとした乾燥具合を感じる。 違うのは厚みから来る弾力。特に分厚い下側は目が詰まって圧縮された感じ。 この密度のせいか、豆やマーガリンはパンにくっ付いてるだけで、なじみにくい。 リピするならトーストでボリュームダウンさせて食べます。 128円+税 2018.01

2000年6月1日木曜日

マフィン 雑穀入り

タカキベーカリー 雑穀入りマフィン 袋2個

「そのままでしっとり」の表記に「生でイケるの?!」とワクワクドキドキ食べてみた。 →水分少なめ粘着弱めのニトニト生小麦粉感が、茹でる前のうどん生地を食べてる気分にさせてくれました…。 塩加減は丁度良いです。 ライスグリッツ(お米の粒)、もち米粉、もち麦、小豆、黒米、大豆、ごま、もちあわ、もちきび… 雑穀たちは冬眠中。トーストで生まれる雑穀米や赤飯の香りが無く、小麦粉感マシマシ 雑穀の食感のうちホクホクした豆感が味わえるのが生の良さかな。トーストでは他の食感が勝ってしまうので。 「トーストしてもっちり」には賛成。 もっちり加減は「玄米入りマフィン」ほど「餅」じゃない。 復元力はポンデケージョに近いけど、見た目や舌触りはゴム状ではなく食パンの様なパン繊維。 噛み切った力で潰れた断面が、パンらしい自力反発でふんわり立ち上がり、気泡を見せる。 ベーグルの様にくるっと生地がまとまる感じは無い。感じるのは凝固した塊の弾力でなく、 何枚も重なったバスタオルが押されて戻る様な、パン繊維の回復力。 ポンデケージョと食パンをミックスしたような新種のもっちり感。 トーストで焼かれた表面は中華のお焦げ、噛んでバリガリ。 ライスグリッツはコーングリッツと違ってプチプチと小さな球を噛むようなかわいい感じでなく、 ガリとかバリっとした音で、平べったい破片を割る様な荒く雑い印象。 バリガリともっちり、食感はどちらが勝つということも無く、 雑穀の粒粒感は私はあまり感じず、ベーグルの様な強固な引きや弾力も無いので、 見た目の奇抜さや新食感のわりに親しみやすく、食べやすい食感でした。 味は塩気が効いていて、 小豆の風味を強く感じるときは赤飯を、全部が一様に感じられるときは雑穀米を連想しました。 ただ、上記の通り食感にはパンらしさも感じられるので、 タカキレシピの「あわせ味噌のお味噌汁・ひじき煮」の献立は私的には無しです。 生とトーストで差が大きいように焼き加減で風味と食感がすごく変わる。毎回新しい味に出会えそうです。 138円+税 2018.01