1971年3月1日月曜日

石窯 ベーグル 全粒粉&チーズ 

タカキベーカリー 石窯 ベーグル 全粒粉&チーズ 1個

石窯で焼くベーグルの生地感に興味津々で購入。 私のベーグルのイメージは、歯切れむっちり、噛み応えもっちり、餅のような凝固感。 もうそれらを全部忘れて新ジャンル『堅焼きロールパン』として楽しみました。 生・トースト共通: ロールパンの様に生地の流れがあって、パンらしい。 餅状にならず、餅の弾力・伸びじゃなく、食パンをトーストして縦に割いた時の様なパン繊維を楽しむ。 生: 歯切れは引き締まったロールパンを噛む感じ。 やや硬の皮にぐっと歯を立てれば、抵抗感も引きも無く、すんなり中まで歯が入る。 生地に歯が入っていく感覚がロールパンに似て、流れのあるパン繊維を噛み切る体感。 口の中ではパン繊維のままバラバラと、まとまりが無い。 むぐむぐ噛みながら唾液で湿らせると徐々に小麦粉粘土化。 湿っても凝固感はあまり無く口中に散らばる感じ。粘着力もあまり無くもさもさとした質感。 噛み応えに“もっちり感”が無いのは、餅・グルテンどちらの反発力・バネ感も感じられないからかな。 食感がこれだけ気になるのは、新作ベーグルということを差し引いても、味と香りが弱いからかと。 チーズや全粒粉の香り高さや噛んで広がる旨味を感じられなかった。分かる人には分かるのかな。 トースト(1000w3分): 厚めの皮がバリバリに焼ける。 但し、バゲットの凸凹した皮を噛む様な強弱あるバリバリ感でなく、1枚のベニヤ板を割る様なバリバリ感。 ロールパンの様に身離れが良く、指でつまんで剥がしてバリバリ食べられるのは楽しい。 中はふわ~っと膨らんで、ロールパン感増しまし。 しっとりした生地が、厚い皮に噛み潰されてペチャンコになり、小麦粉粘土化する生地変化も似てる。 生よりは粘質だけど、乾燥した皮が多いので、私の唾液量ではねちゃねちゃ溶解する前に飲み込んでしまう。 コーングリッツの粒が小麦粉粘土を捏ねる中に響いて香る。 チーズもそれなりに香る。 リピするなら、あくまでもロールパンの延長上にあると思って買います。 ベーグルのもっちりした弾力など忘れて、トーストして、ふわふわザクバリを楽しみます。 148円+税 2018.01

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